平成23年度事業計画
基本方針
福祉を取り巻く財政状況は、依然として厳しく、福祉事業においてもより効果的、効率的な事業展開を図ることがますます重要となってきています。また一方では、児童虐待や高齢者の所在不明など親子間・家族間そして地域間において、それぞれの絆の弱まりが将来に対する不安として新たに浮かび上がってきました。
このような状況下において、本市社会福祉協議会では、地域福祉を推進する中核的団体として誰もが安心して暮らすことができる新たな絆づくりを構築するため、地区の住民福祉活動の更なる発展支援や住民ニーズをしっかり把握するとともに、住民生活において公的サービスに結びついていない狭間的事業に対して、社会福祉協議会の機能を十分発揮した各種事業を積極的に取り組みます。
また、本年度も更なる社会福祉協議会の健全な発展を期するため、引き続き「改革改善・協働共助・健全経営」の3つの基本目標を定め役職員がそれぞれの立場で、考え、企画し、目標達成に向かって一丸となって邁進していくことを本年度の基本方針とします。
基本目標
1、改革改善…社協の事務事業や組織制度等の更なる改革に向けて
@「スクラップアンドビルドの徹底」
各種事務事業や団体等への支援について徹底したスクラップアンドビルドを実施します。
A「会員制度の整備」
会員制度において社協の組織構成と住民・賛助・施設等会員の位置づけを明確にするため、規程等の見直しを進めます。
2、協働共助…地域住民、ボランティア、当事者の方々との協働と絆づくりに向けて
@「地区福祉推進協議会の活性化支援」
職員自ら地域に出向き、地域の実情に合った支援や活性化メニューを提供します。
A「地域福祉活動計画の見直し」
計画の見直し年度にあたり、計画の成果・課題・評価を整理し、新たな計画づくりを行います。
B「住民ニーズに合った社協ならではの事業の実施」
社協に課せられた住民支援及び福祉サービスを行います。
3、健全経営…法人の健全経営の継承に向けて
@「社協の経営方針等の明確化」
福祉環境の変化に応じて、社協の経営方針・あり方等を明示し、個別具体的に経営を進めます。
A「地域福祉活動推進のための財源の確保」
法人会員の増強など、社協会費等の拡大を進めます。
重点目標
1、法人運営及び基盤整備
(1) 法人運営及びサービス向上の取り組み
法人運営と組織の活性化を図るとともに、市民の皆さんから信頼され認められる組織づくりに務めます。また、将来を見据えた人材の確保を図るため、次の事業を重点的に取り組みます。
@ 役職員研修事業の計画的・体系的な実施
A 経費の有効活用、業務の効率化・合理化及び事務事業の見直し
B 情報の開示及び説明責任の促進
C 福祉専門職としての能力向上及び人材の確保・育成
(2) 財政基盤強化のための取り組み
財政基盤の整備のため、次の事業に重点的に取り組みます。
@ 法人会員等の加入促進
A 新たな公益・収益事業の導入に向けての調査
B スクラップアンドビルドによる経費の削減
2、地域福祉の推進及び福祉サービスの実施
(1) 地区福祉推進協議会の活動支援
地区福祉推進協議会の地域性を重視した支援の強化と協働事業の展開を図るとともに、これまでの地区福祉推進協議会活動の成果と課題等を踏まえ、新たな絆づくり事業の展開を含めた、地域福祉活動計画の見直しを進めます。また、未組織の地区においては組織化に向けた支援に取り組みます。
(2) ふれあいいきいきサロン事業の推進
本年度も引き続き、地区のサロンの活動に対して、育成及び支援を実施するとともに、対象サロンの拡大に取り組みます。
(3) 福祉サービス利用援助事業、生活福祉資金貸付事業の充実
精神障がい者や、低所得者等の利用増加が見込まれる中で、社会福祉協議会の特性を生かした事業として、また、利用者の立場に立ち、きめ細かなサービス提供に取り組みます。
(4) 各支所事業の推進
三和・夜久野・大江地区のそれぞれの支所運営委員会の充実及び各支所(地域)事業の積極的な展開を行います。
また、本年度から夜久野地区においてウオークラリー事業を展開し、地域の世代交流に努めます。
3、介護サービスの充実
(1) 介護支援サポーター事業の実施
高齢者が介護支援活動を行うことにより、自身の社会参加と介護予防を促進することを目的とした、介護支援サポーター事業の更なる充実を図ります。
(2) ホームヘルパー養成研修2級課程講座の開催
22年度に引き続き、ホームヘルパー養成研修2級課程講座を開催し、介護職の裾野の拡大と人材確保に取り組みます。
(3) 訪問入浴事業のシーツ等交換サービスの実施(新)
介護保険制度の枠組みだけでは対応できないサービスとして、利用者ニーズのより高い寝たきり高齢者等宅の使用シーツ等の交換サービスを実施します。
4、住民参加と住民主体による福祉活動の推進
(1) ボランティアセンターの機能の充実
ボランティア連絡協議会等との連携により、パーソンパワーを活用し、市民福祉ボランティアの活性化に取り組みます。また、ボランティア活動の市民理解とボランティアの発掘・登録を進めるため、広報誌「ほっとタイム」等を活用し、センターの登録者の増強を行います。
(2) 災害ボランティアネットワーク活動の推進
災害ボランティアネットワーク連絡会との協働により、総合的なネットワーク体制の確立や住民参加型各種訓練の実施、市民への周知及び行政をはじめとする各関係機関との連携強化に取り組みます。また、災害ネットワークの広域化に向けた取り組みを実施します。
(3) 子育てファミリーサポート事業の利用拡大
4年目を迎える子育てファミーリーサポート事業の依頼会員増加を図るため、利用しやすい料金体系にするとともに、有効に市の無料券の活用を行います。また、広報活動等の強化により協力会員の確保に取り組みます。
5、広報活動の推進
(1) 新聞・ホームページ等を用いた広報活動の推進
社会福祉協議会事業・活動を随時新聞等に広報し住民周知を図るとともに、ホームページでは、法人情報や福祉情報・行事情報を掲載し、市民の皆さんに対して「活動が見え、理解される社協」づくりに取り組みます。
(2) 広報誌の発行(年6回)及び広報誌モニター制度による広報活動の推進
年6回発行の広報誌の内容をさらに充実していくとともに、本年度も広報誌モニターによるご意見等を紙面に反映し、より読みやすく・より親しみやすい広報誌の発行に取り組みます。
具体的な事業
1、法人運営及び基盤整備(総務等・支所関連事業)
(1) 法人運営及びサービス向上の取り組み
@ 正副会長会・理事会・監事会・評議員会の定例的開催
A 各部会・支所運営委員会及び各種委員会の定例的開催
B 社協の経営方針等の明確化
C 各種福祉調整会議、委員会等への参画
D 役職員研修の実施
E 経費の有効活用、業務の効率化・合理化及び事務事業の見直し
F 共同募金会の運営及び運営委員会の定期的開催
G 福祉専門職としての能力向上及び人材の確保・育成
(2) 財政基盤強化のための取り組み
@ 社協会員の拡大及び企業・法人会員の加入促進
A 特定目的積立金の運用規程の整備及び効率的な資金運用
B 地域福祉活動推進のための財源の確保推進
C 新たな公益・収益事業の導入に向けての調査
D スクラップアンドビルドによる経費の削減
E 収益事業(宝くじ収益事業)の実施
2、調査・広報事業(全所属所関連事業)
@ 福祉事業、福祉サービスを通しての個別ニーズの把握
A 福祉事業関係者及び機関・団体との連携
B 社協ホームページの内容充実と情報更新の活発化
C 社協広報誌「しあわせ」の発行と広報モニターの意見の活用
3、地域福祉推進事業(地域福祉推進関連事業)
(1)地域事業
@ 地区福祉推進協議会の活性化及び未組織地域の組織化支援
A 地区福祉推進協議会連絡会・ブロック別地区懇談会の開催
B 高齢者の見守り及び子どもの見守り活動の推進・実施
C ふれあいいきいきサロンの育成・支援
D 福祉サービス利用援助事業(権利擁護事業)の充実
E 災害ボランティアネットワーク事業の推進
F 交流遊具等交付事業の実施
G 障がいに対する理解を深める講座の開催
H 共同募金活動推進に関るパートナーミーティング(新)
(2)相談事業
@ ふれあい福祉センター相談事業及び地域相談の充実
A 専門相談員の配置
4、共同募金及び歳末助け合い募金配分事業(地域福祉推進等関連事業)
1) 共同募金(一般募金)配分事業(事業・活動等への支援及び実施)
(1)児童・青少年福祉対策
@ 保育まつり
A 福祉教育推進地域ふれあい事業(新)
(2)高齢者福祉対策
@ 敬老会記念品贈呈事業
A 老人クラブ連合会各種事業
B 一人暮らし高齢者の集い
(3)母子・父子福祉対策
@ 母子・寡婦の集い(大会)
A 母子・寡婦福祉会事業
B 父子福祉会活動
C 遺族会活動
(4)障がい児者福祉対策
@ ふれあい福祉フェスタ
A 障がい者スポーツ大会
B 障がい者相談員・リーダー研修会
C 障がい者の集い(肢体・聴覚・視覚障がい者)
D 身体障害者団体連合会等障がい者団体活動
(5)地域福祉対策
@ 民生児童委員協議会地域福祉活動
A 公募事業(地域活動支援事業)(新)
B ふれあいいきいきサロン
C 原爆被災者の会活動
(6)その他の福祉対策
@ 民間社会福祉施設連絡協議会
2) 歳末助け合い募金配分事業(事業・活動等への支援)
@ 要介護世帯
A 障がい者施設通所者等
B 歳末行事
C 公募による事業
5、ボランティア活動推進事業(地域福祉推進関連事業)
@ ボランティアセンターの運営
A 社会福祉施設体験学習の実施
B 地域・学校(小・中・高校等)の福祉講座・研修会の支援
C 子育てファミーリーサポートセンター事業の充実
D ボランティアグループ・個人の育成・支援
E 福知山ボランティア連絡協議との協働・支援
F ボランティアの集いの開催(福知山ボランティア連絡協議会との協働)
G ボランティアたより「ほっとタイム」の発行
H ボランティア保険の加入促進
I ボランティアコーディネーターの配置・業務充実
6、各支所運営推進事業(支所関連事業)
(1)三和支所事業
@ 支所運営委員会の開催及びたよりの発行
A 外出支援サービス事業の実施
B ひな寿しつくりの実施
(2)夜久野支所事業
@ 支所運営委員会の開催及びたよりの発行
A 秋を楽しむ会の開催 (ふれあいいきいきサロン交流会)
B ウオークラリーの開催(新)
(3)大江支所事業
@ 支所運営委員会の開催及びたよりの発行
A 「大江アットホーム舟越」の運営
B はつらつ会の開催他
7、介護保険事業、障害者自立支援法に関わる事業(介護サービス推進関連事業)
(1)介護保険事業
@ 居宅介護支援事業の実施
A 訪問介護事業の実施
B 訪問入浴介護事業の実施
C 認知症老人デイサービス事業の実施
D 福祉用具貸与事業及び特定福祉用具販売事業の実施
E 介護用品の販売事業の実施
(2)障害者自立支援法に関わる事業
@ 障がい者訪問介護事業の実施
A 移動支援事業の実施(ガイドヘルパー派遣事業)
(3)ホームヘルパー養成研修2級課程講座の開催
(4)介護保険外サービスの実施及び訪問入浴事業シーツ等交換サービスの実施(新)
(5)介護・福祉サービス第三者評価事業の受診(新)
8、産業医及び弁護士の顧問契約
9、委託事業
(1)京都府社会福祉協議会委託事業 (地域福祉推進関連事業)
@ 生活福祉資金貸付事業の実施
A 高齢者見守り隊事業の実施
(2)福知山市委託事業 (介護サービス推進関連事業)
@ 介護認定に関る訪問調査事業の実施
A 介護予防給付に関る事業
B 自立生活支援事業の実施
C 障がい者訪問入浴介護事業の実施
D 在宅介護支援センターの運営
E 介護支援サポーター事業の実施
10、福祉機材・用具の貸し出し事業(総務等・地域福祉推進関連事業)
@ 車いす
A レクレーション用具 他
11、指定管理者受託施設(平成22年度〜26年度)の経営及び計画的な施設整備(総務、支所関連事業)
(1)総合福祉会館の経営
(2)夜久野町ふれあいの里福祉センター及び多目的広場の経営
(3)大江町老人福祉センター及び高齢者生産活動センターの経営
