平成20年度事業計画
平成20年度予算については、広報誌しあわせ137号4ページをご覧下さい
基本方針
少子高齢化が加速し、核家族化が顕著となっている我が国では、「地域の崩壊」や「家族の崩壊」を生み出し、人間関係の希薄化による、孤独・虐待・いじめなどの社会問題が深刻になればなるほど、地域や家族の重要性が注目を浴びてきています。
このような状況の中、社会福祉協議会は社協ならではの即応性や柔軟性を駆使し、行政施策では解決し難い問題に対応できる事業展開が可能な組織としての強化や、団塊の世代と言われる人々の地域参加を促すリーダーシップの発揮に期待が寄せられています。
社会福祉協議会は昨年に引き続き、顔が見え活動が理解される社協、市民に信頼される社協をめざして役職員が一丸となり、改革改善路線を推進し、改革・改善プランに提示されている項目の具現化を図っていかなければなりません。
国や地方自治体の行政改革・財政健全化の流れの中で、福祉分野における規制緩和による競争が一層進めば、補助金に依存する経営はやがて行き詰まり、「どうやって収入を増やすか」を念頭にした新しい経営のあり方が求められることになります。
そのためには科学的な調査に基づき、民主的に協議し、素早く決断することが必要であるとともに、組織的活動を進めるにあたっては互いの信頼関係を強固にすることが重要です。
また、これからの社会福祉協議会活動は関係者や企業等とも広く連携し、組織の裾野を広げ、広い視野の取り組みが必要であり、合併後2年を経過し、地域のみなさまに対して存在が認知され、よい理解者・支援者となっていただくため、意見・要望・苦情にはスピーディー、スムースな対応を行い、協働できる体制づくりを進めてまいります。
そして、社会福祉協議会本来の任務と使命と夢を確認しながら、新しい事業活動を積極的に展開いたします。
改革・改善プラン:平成18年度に策定した、市社会福祉協議会改革・改善の具体的計画(5項目)のこと。
重点目標
1. 基盤整備及び運営の改善
(1)財政基盤強化のための取り組み
@企業・法人会員の確保をさらに進め、自主財源の強化に努めるとともに、各会費納入の方法等についての調査・研究をします。
A収入支出に関する予算管理を強化し、事務事業のスクラップアンドビルドと経費削減を徹底します。
B正副会長会や経営委員会において経営に関する議論を深め、安定経営を継続させる取り組みを進めます。
C改革改善プランの具体化を推進します。
(2)市民満足度向上と職員育成の取り組み
@職員一人一人のイメージが社協のイメージになることを職員が自覚するとともに、総合福祉会館等本支所来場者を常時歓迎する姿勢を貫き、気持ちよく利用いただける接遇に努めます。
A日常業務がサービス業であることの認識を深める取り組みとして、サービス向上のための小集団活動を導入し、ZD(Zero Defect)運動やQC(Quality Control)について職員間で議論を行い、市民満足度向上や事務改善を図るための業務改善提案制度を実施します。(新規)
B福祉に関する視野の広い職員を育成するため、他事業所との人事交流の可能性について検討します。
C合併後3年を経過することから、課題を洗い出し、解決するとともに、21年度に住民アンケートを実施するための準備を開始します。
D会長直行便に寄せられる意見を真摯に受け止め、苦情解決や改善意見の具現化に努めます。
ZD運動:欠陥のないこと。現場での問題点を徹底的に解明することで、不良・欠陥の発生をゼロにしようとする運動。
QC:品質管理レベルの向上に関わる活動のこと。第一線の職場で働く人々が継続的にサービスや仕事の質の管理改善を行う小グループの活動をQCサークル活動という。
2.地域福祉の推進
(1)地区福祉推進協議会活動支援強化
福祉推進協議会の役割を再検討し、多様なニーズに合った活動展開に向けて支援を行います。
(2)未組織の小学校区単位に地区福祉推進協議会を組織化
小地域のネットワーク構築に向けて、市内小学校区の未組織地域に地区福祉推進協議会の組織化に取り組みます。
(3)福知山市地域福祉活動計画の策定 (新規)
地域福祉の推進役として地域の福祉力を高め、住みよい地域づくりを進めるとともに社協活動組織強化を目的に作成します。
(4)「福祉のひろばづくり事業」の展開
福知山市地域福祉計画に基づき、地区福祉推進協議会を実施主体として「福祉のひろばづくり事業」に取り組み、地域の福祉ニーズや課題を把握するとともに住民主体の地域福祉活動の仕組みづくりを推進します。
3.介護サービスの充実
(1)介護保険事業等システム導入事業
各事業所の介護サービス内容等の情報の共有化と制度への即時対応並びに保守料等の経費節減、さらには今後、介護保険事業所(10事業所)の効率的な連携体制の構築のために、昨年度に引き続き本年度は大江支所の介護保険事業所とインターネットで繋ぐシステムを導入します。
(2)2級ヘルパー養成援助事業 (新規)
介護職員の有資格者の裾野を広げるため、現在、養成機関として認定を受けている社会福祉法人施設と共同で2級ヘルパーの養成講座を開催し、人材育成及び介護職員の拡大に努めます。
(3)介護サービス推進充実事業 (新規)
@介護サービス内容の住民への周知及び各種サービス利用促進を図るための出前講座や、介護講習会の開催並びに広報のためのパンフレット・カタログ等を作成するとともに、社会福祉施設やホームヘルパー等の交流を図り、各関係者連携の中でのサービス提供に努めます。
A訪問入浴事業の拡充さらには支所におけるデイサービス事業の調査研究に取り組みます。
4.住民参加と住民主体による福祉活動の推進
(1)ファミリーサポート事業の取り組み (新規)
子どもを預けたい人と預かりたい人の相互協力と信頼関係に基づくボランティア活動により、小さな子どものある家庭を支援することを目的に子ども一時預かり事業に取り組みます。
(2)介護ボランティア入門講座の開催 (新規)
いわゆる団塊の世代と言われる方々を対象に、職を離れても生きがいのある生活が過ごせるようにするための介護ボランティア入門講座を開催し、介護の人材確保を図ります。
(3)ボランティアセンターの運営強化
誰もが安心して暮らせる社会の実現をめざして、地域住民のボランティア活動の支援とネットワークづくりに取り組みます。
(4)災害ボランティアネットワーク事業の推進
見守り安否確認事業や登録者の拡大に取り組みます。
5.広報活動の推進及び基盤整備強化
(1)広報誌の増発行 (新規)
従来の年4回の広報誌発行に加え2回の増発行を行い、時機に応じた社協情報の発信を強化します
(2)広報誌モニター設置(新規)
広報誌モニター(約25人)を募集し、広く社協広報誌に対する意見を求めて、広報誌の内容の充実を図ります。
(3)ホームページの充実と周知
平成19年度開設の社協ホームページの内容更新を積極的に図るとともに、広く閲覧をしていただくため、アドレスの広報・周知に努めます。
アドレス:インターネット上に開設されるホームページのある場所を指定する住所のこと。
具体的な事業
1.法人の管理運営及び財政基盤整備(総務課・支所関連事業)
(1)管理運営
@正副会長会・理事会・監事会・評議員会の開催
A各部会・経営委員会・支所運営委員会の開催
B各種会員の拡大及び企業・法人会員の加入促進
C役職員研修の実施と人事交流を基本とした人事異動の実施
D共同募金会の管理運営と運営委員会の定期的開催
E人事考課者訓練の実施(新規)
F小集団活動による業務改善提案制度の導入(新規)
G他事業所との人事交流の研究(新規)と先進地視察による特色事業の水平展開
H平成21年度に向けた住民アンケートの素案づくり(新規)
I支所事業(活動)の充実・強化
(2)財政基盤整備
@財政調整積立をはじめとする基金等の効率的な資金運用
A事務事業のスクラップアンドビルドを基本とした財政運営
B事務改善の継続的実施及び業務改善提案制度による経費削減策の徹底
C収益事業(宝くじ)の実施と新たな収益源の調査・研究
D各会費の納入方法の調査・研究(新規)
2.調査・広報事業(全所属所関連事業)
@各福祉事業、福祉サービスを通じての個別ニーズの把握
A福祉事業関係者及び行政・機関・団体との連携
Bホームページの内容充実と情報更新の活発化
C社協広報誌「しあわせ」の発行と広報モニターの設置(新規)
D社会福祉大会の開催
Eイメージマークの利活用促進
3.地域福祉推進事業(地域福祉推進課関連事業)
(1)地域事業
@地区福祉推進協議会への支援
A地区福祉推進協議会連絡会の開催
B未組織地域への組織化に向けての支援
C福知山市地域福祉活動計画の策定(新規)
D「福祉のひろばづくり事業」の推進及び実施
Eふれあいいきいきサロンの育成支援
(2)相談事業
@ふれあい福祉センター相談事業及び地域相談の充実
4.共同募金及び歳末助け合い配分事業(地域福祉推進課関連事業)
(1)児童・青少年対策
@子ども大会・保育まつり助成
A福祉協力校指定事業
(2)高齢者福祉対策
@敬老会記念品贈呈事業
A老人クラブ連合会事業支援
Bひとり暮らし高齢者の集い支援
(3)母子・父子福祉対策
@母子寡婦の集い(大会)助成
A母子・寡婦福祉会事業助成
B父子福祉会活動支援
C遺族会活動助成
(4)障がい児者福祉対策
@障害者福祉大会の支援
A福祉まつりの支援
B障害者スポーツ大会支援
C障がい者相談員・リーダー研修会助成
D障がい者の集い開催(肢体・視覚・聴覚障がい者)
E身体障害者団体連合会等の障がい者団体助成
(5)その他の福祉対策
@交通安全対策
A民生児童委員研修等助成
B民間社会福祉施設連絡協議会助成等
(6)歳末助け合い配分事業
@地域支援助成
A要支援者助成
B福祉団体等助成
5.ボランティア活動推進事業(地域福祉推進課関連事業)
@ボランティアセンターの運営
Aファミリーサポート事業の実施(新規)
B介護ボランティア入門講座の開催(新規)
C子育てサポートボランティア講座の開催
D社会福祉体験学習の実施
Eボランティアグループ・個人の育成、支援
Fボランティアの集いの開催
Gボランティア連絡協議会協働支援
Hボランティアだよりの発行
Iボランティア保険の加入促進
Jボランティアコーディネーターの設置
6.福祉サービス利用援助事業の実施(地域福祉推進課関連事業)
7外出支援サービス事業の実施(地域福祉推進課関連事業)
8.災害ボランティアネットワーク事業の推進
9.介護保険サービス、障害者自立支援法に関わる事業
(1)介護保険事業 (介護サービス推進課関連事業)
@居宅介護支援事業の実施
A訪問介護事業の実施
B訪問入浴介護事業の実施
C認知症老人デイサービス事業の実施
D福祉用具貸与事業の実施
E介護用品の販売サービス事業の実施
(2)介護保険事業等システム導入事業 (大江支所)
(3)2級ヘルパー養成研修援助事業 (新規)
(4)介護サービス推進充実事業 (新規)
(5)障害者自立支援法に関わる事業
@障害者訪問介護事業の実施
A移動支援事業の実施(ガイドヘルパー派遣事業)
10.委託事業
(1)府社会福祉協議会委託事業 (地域福祉推進課関連事業)
@生活福祉資金貸付事業の実施
A高齢者見守り隊事業
(2)福知山市委託事業 (介護サービス推進課関連事業)
@介護認定に関わる訪問調査事業の実施
A介護予防給付に関わる事業の実施
B自立生活支援事業の実施
C障害者訪問入浴介護事業の実施
D在宅介護支援センターの運営
11.指定管理者受託施設の管理運営及び計画的な施設整備の検討
(1)総合福祉会館 (本所)
@消防用設備の改修と北側外壁の修繕
(2)ふれあいの里福祉センター (夜久野支所)
@夜間警備業務への火災監視・通報システムの導入
A自動扉の保守点検業務開始
(3)大江老人福祉センター舟越会館 (大江支所)
@消防用設備の改修
12.その他の事業(地域福祉推進課関連事業)
@無縁仏の法要事業
A障がいに対する理解を深める講座の開催(新規)
B高齢者囲碁教室の開催(新規)
C遊具・文庫贈呈事業
